シュンの日記なページ

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夜の河川敷

 河川敷でのナイター打ちっぱなしは、やはり普通のゴルフ練習場とは雰囲気が違う。市営の運動公園という性格上、値段は安いのだが、設備は最低で、従業員には全然やる気がない。9時終了に向けて、さっさとカゴや番号札を片付け始めるあつかましさは、もう官製以外では絶対に考えられないコミュニケーション全否定のスタイルである。
 それでも、なんとか頑張って練習に励む二人の部下を、見ていると、どちらも十年前のギアを使っているわけで、自分は少し前まで(去年だ)二十年目のハーフセットしか持っていなかったことを明確に意識させられる。アイアンなどはヘッドの形そのものが違うし、シャフトも重量も全然違う。そういうものを使っている部下の一人がシャンクしか出ない。もう一人はど引っ掛けの、絶対にOBになるようなフックボールしか出ない。
 ぼくは今日は、昨日のゴルフ疲れが残っているので後ろで見ていたのだが、一時間半やって彼らは、100球に満たない練習量。腕も指も痛くて持たないというのだ。ううむ。残りのカードを拝借して球を軽く打たせてもらい、100球。通常なら500球平均で練習する自分にとっては別世界だ。
 少し涼しい宵。ひさびさの暖かな夜である。ナイターの照明は、ワット数は多そうだが照明の数そのものが少なく、ボールに影ができてしまい、曖昧な立体感が生じる分、とても距離感がつかめなかった。ドライバーは、すべてが気持ちよく飛んだが(影が離れているから)、FWは影の奇妙な立体感にまやかされて、非常に当てにくかった。
 夜の河川敷、激安の打ちっぱなし。まったく変な世界である。