シュンの日記なページ

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食べ合わせ

 旭川に日帰り出張。そういえば先週の土曜日も旭川にいたっけ。札幌と旭川往復約300km。雪が解けて、暖気が入り込み雨の滴る道央道を北上してその日のうちに南下するという一日だ。
 昼に旭川に到着し、味の三平にて昼食。味の三平といえば札幌では味噌ラーメンの創始者の店として有名だが、旭川の味の三平はこことは関係のない店である(はず)。春にきたときにはここで激辛三平味噌ラーメンとカツ丼のセット850円也を食べたので、今回は醤油ラーメンとカツ丼のセット同じく850円也を食べた。劇からはスープがどろりとして少なくラーメンというより上海焼きそばくらいのべたべた感があり、味は激辛+甘味があってそれなりに美味しかったのだが、醤油ラーメンのほうは非常にオーソドックスで芳醇な味がして、相当に美味しい、あるいは自分の好みであると感じた。
 次から次へとお客が来る。雨でも仕事なんだといわんばかりの初老肉体労働者二人連れやら、四人五人の三世代同居家族と思われるような人たち、つまりラーメン好きの若い凝ったにーちゃんねーちゃんではなく、そこらへんの庶民といった人たち。男たちは九割方入ってくるなり「さんぺい!」と注文するから、誰もが激辛を求めてやってくるのだろう。カツ丼セットを頼む人はほかに誰もいない。
 インターネットで調べると、どうやら「懐かしい亀やのカツ丼」と呼ばれているらしいのだが、何が亀やなんだか、亀やって何? といった雰囲気でよくわからないがそれなりに旭川では知られているものなのかもしれない。美味しく頂いたのだが、卵が半生でないのと、カツと卵が閉じられているのではなく完全に分離しているところは、どこか釈然としなかった。ジャガイモとブタ角煮の小鉢に沢庵付きで、ラーメンもカツ丼もハーフサイズというけれど、絶対に八掛けくらいのサイズだと思う。とにかく腹が苦しくなる。春には全部食べることができなかったので、今回は根性を入れて全部食した。
 でもラーメンとの組み合わせでカツ丼というのは如何なものだろうか? カレーとの組み合わせもあまりいただけないのだが、ラーメンには本来はチャーハン、蕎麦にはカツ丼なのではないだろうか? と自問しながら、ラーメンもカツ丼も食べたい昼という今日のような日が確かにあることにはたと気づくのだった。これはもしかしてなかなかニーズのあるメニューなのかもしれない。別の種類の客筋、吉野家系客筋、牛角系客筋、あるいは北大前なんていうところにあれば、かなりの爆発的人気を誇るのではなかろうか。
 最後に、水ギョーザ900円という馬鹿高い価格が目に付いた。水ギョーザ定食というのもあるようだが、あまりの後光に価格をきちんと見ることができなかった。この店では本当は水ギョーザこそが売りなのかもしれない。