何か、変だ

　体調が何か、変だ。昨夜は休日前夜ということで、思い切りリラックスしてパソコンに向かい、半徹夜になってしまったのがいけなかったのだろうか。まだ先週末の風邪が治っていなかったのだろうか。猛烈な眠気だけが支配する一日。
　眠気の中で、月イチの病院通いをして、老先生と雑談を交わし、看護婦さんに採血などをしてもらう。
　眠気の中で昼飯にラーメンを作り息子と食べる。妻はどこかに遊びに出かけており、いないではないか。
　眠気の中で床屋に出かけ、待ち合い室で『じゃらん』を読み、順番が来ると、床屋のハサミに身を任せる。そう言えば『じゃらん』では、北海道利用者アンケートでの公共温泉ベスト１は、我が家お気に入りの恵山岬の宿、ホテル恵風（ケイプ）であった。椴法華（とどほっけ）町の公営温泉だが、料理も風呂もぴか一！　なので納得。
　それでも眠気は取れず、朦朧としたまま図書館に本を返却にゆく。チャック・パラニューク『サバイバー』を久々に発見したのだが、現在のところ未読本の処理に本気で取り掛かっているので、誘惑を抑え、今回は手ぶらで引きあげる。
　午後はＰＣに向かったり読書をしたり。おしるこの残りが鍋にあったので息子と食べることにしたのだが、洗っていないのを気づかずに魚焼き網で餅を焼いてしまったので、昨夜の鯖の匂いが移ってしまい、非常に気持ちの悪いものになった。息子は残したが、貧乏性のぼくは、ちゃんと食べた。おえっ。
　何か変なまま一日が終わった。ずっと眠いので、これから心ゆくまで眠る。明日もこのまま眠かったら、一体どうしたらいいだろうか。