コンフェデ杯開幕!
ニュージーランドは思いのほか弱いので日本の実力を測定するスケールとしてはいまいちであった。それにしても高原の絶望的なロー・コンデションを見ていると、あーあ、田中達也を使っちゃえよと思うのだが、高原もわかっているらしくて、ちゃんと下がって中盤の組み立てに参加したりして苦労していたりする。
中田、中村のセリエ・コンビが切れがよいばかりか、惜しみないディフェンスをしている姿を見ていると、これは海外移籍という経験がなければあり得ない光景だなあと、つくづく感じる。俊輔のディフェンスの効率的なこと。これでは同じレフティでもサントスは置いてゆかれるわなあ。
サントスが馬鹿突っかけで無茶やってボールを失うのに比べて、今回は山田暢久やっと見せてくれた。ファイトしていたし、けっこういいクロスを上げていた。俊輔のヘッドに繋げたワンフェイク&クロスはエメルソン直伝かなと思えるものがあった。
まあこの試合のハイライトは世界レベルの中田のシュートだろうか。ここに同じミドルシュートストライカーの小野伸二が加わっていないのが、やはりどこか寂しいんだけれども、今代役で出ている遠藤、ミスはあるけれどけっこういいのである。稲本もあと少しでフル回転まで戻せるのかな。
フランス戦で、今のコンディションをどこまで維持できるかが課題であろう。フランスもお疲れで苦戦していたけれど、フランスも黄金期は一応過ぎているはずなのである。