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物足りない勝利

 日本-アンゴラ戦 1-0

 中田、俊輔、稲本、柳沢、高原、松井、とわざわざ海外組を呼び集めて、ワールドカップ出場国のアンゴラを相手に呼んで、舞台設定だけは一流だけど、試合内容は二流にしか感じられなかった。

 帳尻を合わせるかのように、最後はボールを大きく左右に動かしたうえでの松井のゴールで締め括れたからいいようなものの、それまでのパスミス、オンパレードは褒められたものじゃなかった。決定力のなさには、相変わらず目を覆いたくなる。

 柳沢と高原のどちらも、Jリーグの選手のように目にしていないせいか、プレイスタイルが少し頼りなく見える。あまりフォワードらしさが感じられない。今のJを闘うフォワード陣のほうが点を取る気配に溢れているように思える。大分の高松、千葉の巻、どちらも代表レギュラークラスであるように思える。もちろん負傷さえなければ田中達也も。最後に少しだけ入った大黒のほうが、先発二人よりも光るものがあったように思う。

 代表組が若返ろうとしている時代に、古い選手が海外組という名ばかりでこのピッチに立っているのがどうにも腑に落ちないのだ。

 結果的に一番若い松井が、ヒーローになったのは嬉しい。しかし、それまでの89分間はすべてにおいて不満だらけの、なんだか素直に喜びきれないゲームだったと思う。