今日も涙、涙のレッズ2002DVD

　妻子が春休みとて実家帰省中につき昨日から四泊五日の独身モード。昨日は惣菜コーナーで好きなものを買ってきてU22観戦を観たのだけれど、今夜はDVDを観ながらの独り夕食。ちなみに献立はキャベ玉、冷奴、ペペロンチーノとさささっと作って＋ビール。福田さよならシーンにはまた泣けてしまったのだけれど、ナビスコカップ決勝の国立のシーンでまた泣ける。これは昨年上京して生観戦に出かけた試合だった。初めてのファイナル進出に燃えるレッズ・サポの熱気が国立を包んでいて、とても異様なムードだった。ぼくもそのなかにとけこんで拳を握り締め、唇を噛んで敗戦の悔しさを味わったのだった。でも本当にいいゲームだった。ディフェンスの室井を前線に投入するなど、守備なんかそっちのけで守り一辺倒の鹿島を飽かず攻撃し続けたレッズ・イレブンの闘う姿勢に納得して帰ったのを憶えている。さっと帰ろうとする仲間たちを見送って、ぼくはいつまでも国立のまわりをうろうろし、熱気を沈めたものだった。
　あれから半年。エジムンドがいなくなってまずはトップ下の長谷部にチャンスが生まれる。同じポジションを、怪我から癒えた山瀬が追走するだろう。日本人選手同士の競争が激しくなるに違いない。外人に頼らぬことこそ、本当はオフトの言う土台づくりだと思うので、ぼくはエジムンドの帰国退団はもしかして結果オーライなんじゃないかと思う。駒場開幕戦が待ち遠しい。