シュンの日記なページ

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世界へ

 昨夜はACLをTV観戦して、すっごく興奮して緊張してどきどきして、頭の中では「世界へ」「世界へ」「世界へ」という言葉だけが谺して、日記のタイトルも「世界へ」と決めていたのに、結局、あまりにも思いが入りすぎ、酒も入りすぎちゃって、日記にそのことを書くことができなかった。

 試合を見ながら、つい涙ぐんでしまうのだ。あのレッズが、今、世界のチームと戦うための数試合前まで来ているんだと思うと、それは、ずっと永いこと夢に見てきた話で、それでも、それがもう少しで実現するんだという夢で……。

 あの頃の弱かったレッズの選手は、みんな代わってしまっているのだけれど(若干一名、山田暢久がいるんだけどね)、サポーターは浦和レッズサポであることをやめて移籍するわけにはゆかない。人生においてぼくのような転勤移動があっても、北海道では北海道在住のレッズ・サポーターがちゃんと集まって、常時盛り上がることができる。そんな中で多分「生涯の」友人や仲間も増やしてきたわけだ。人生の何分の一かをレッズで繋がっている友人は、本当に限りなくいる。

 そんな連中と一緒に多分、この試合を観ているんだよな。彼らは埼スタで、ぼくは札幌から、BSチューナーを通した衛星放送で。そうした日本中を包む興奮が、無言で伝わってくるのだ。試合内容というよりも、その緊迫が。そして選手もその張りつめた空気を感じて走っているということも、どこかで感じ取れる。

 おかげで、今朝目覚めた時は宿酔い気味で、少々辛かった。一夜明けて、ようやくこの程度のことを書ける余裕ができた。それほど、レッズのACLを観るぼくの心情には、全く一切余裕はないということである。