サッカー文化一歩前進
今年は引き分けありルールということで、その影響をもろに受けた試合運びとなってゆく。その点が非常に楽しみである。アウェイでの引き分け狙いはサッカーではそれなりの戦術的な選択肢にもなるのだ。延長に弱かったチームと強かったチームとに相反する有利さが付帯されるのだから、勝負は90分にかかってくる。集中力は当然濃くなってゆくだろう。やっと日本のサッカー文化がルールにおいて欧州に追いついたと思うと本当に嬉しい。延長過多による選手の無駄な消耗や負傷が減るだろうし、このことは国際舞台に慣れるためにも必要なことであると思う。