2012-12-19 朝の思考 日に日に寒気が鋭さを増してゆく。 透明な冬の大気を朝陽が貫く。 一日、一日に、やるべきこと、やりたいことを、頭の中で整理する。 本も読み進まないし、やりたいと思っていたことの万分の一も進まないうちに、ときは過ぎてゆく。 焦慮もあり、熟慮もある。 スロー、クイック。アクセル、ブレーキ。 一日のうちに映画のフィルムのように交錯する光、影。 朝は、それらばらばらの想念をまとめようとする大事な時間である。 めまぐるしく、そしておぼろに過ぎ行く時を、掴み取らねばならぬ時間である。