シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

ビリーのテーマ

 今日も夜更けのギター練習。
 それとともにいろいろな人生においてこれは好きだなあと思った歌の歌詞を集めているのだが、今日は『ビリー・ザ・キッド 21歳の生涯』のテーマ、ボブ・ディラン音楽監督をやり、テーマ曲を歌い、ナイフ投げの役で出演までして、しかもそのすべてがサム・ペッキンパ監督のもとで行われたという凄まじい金字塔映画だ。ビリー役はカントリー・シンガーであるクリス・クリストファースン、その恋人役に、あの歌姫リタ・クーリッジと、歌手ばかりが重要な役どころにポジショニングされて、しかも映画は永遠のウエスタンへのオマージュのように素敵な忘れ難き名作となった。

ビリー・ザ・キッド 21才の生涯 特別版 [DVD] Pat Garrett & Billy the Kid

 そのテーマ曲を、何かにつけて奏でてきたのに、これまできちんと歌詞を追って歌ったことがなかった。だけどディランというのは、歌詞を重視しながら、さながら歌の一部であるかのような天才的韻律師なのであるなあ、と歌ってみて思う。自然に楽曲に溶け込み、空気さえ作ってゆくような音と言葉の合体があるのだ。英語っていうのはこういうことが起こりやすくっていいわ。
 これにゆったりしたバンジョーや、マリアッチ風のマンドリンを加えて、単調な歌にところどころ女性コーラスを被せたりすると、それなりに独特の空気掻き回し感が出てライブにいいんじゃないかと思うんだけれど、どうよ、ユキヒロ氏! ニール・ヤングにこだわらないならって条件付きだが。
 って、曲、送っておくか。LPしかないし、そのLPはSヤイリとともに札幌にあるしなあ。くそっ、一旦札幌にパジェロで帰って必要なあれこれを持ってきたいぜ。