シュンの日記なページ

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『砂の器』定期上映

井筒監督が映画関連のテレビ番組で、元気を出すために見る映画は『ゲッタウェイ』だと言って、スティーヴ・マックイーンのことをマックとか呼びながら夢見るような顔つきで、ヒーロー像に酔いしれていたのを、思い出し、ぼくの場合はそれは『ワイルドバンチ』だなあ、と同じサム・ペキンパ映画であることに思い至りながらも、定期的に見る映画という感覚において共通項を見出していたのだった。

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 さて、その『ワイルドバンチ』を録画していたDVDがなぜか壊れてしまい、今、好きな時に見ることができない環境下、では日本映画で定期的に見るもの、ということで引っ張り出したのが、『砂の器』!

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 これのクライマックスである『宿命』の演奏から始まり、加藤嘉の「知らねえ!」の名演技に至る下りで感涙に咽び泣くのがぼくの恒例行事である。今夜は寝不足の中、この行事をこなしたのだが、だめだね、年々、涙の量が多くなる。映画としては最強のストロング映画であることは間違いない。もしや日本映画の中で5本の指に入る傑作なのではないだろうか。だれか、統計を取ってみるといいのだが。
 なわけで泣き疲れて夜更かし。馬鹿だねえ。