2008-10-17 追分ソーラン・ライン 北海道南西部の日本海沿いルートを追分ソーラン・ラインという。昔はニシンが獲れた漁業のラインであり、北前船が出入りした漁港を繋ぐ海岸線だ。無理やり道路を作らねば、船でしか行き来できなかったであろう海辺を今は、ずっと稚内までこの道が繋がっている。今でも、道路には無理矢理感は存在する。崩落の危険性を帯びたトンネルと、荒磯の続く海岸を、道路は上り下りしながら、ずっと果てしなく続いてゆくのだ。