月下の出発
朝5時半に朝飯を用意してくれる友人に感謝だ。
6時に出発した時は、浦和だってまだ暗い。それどころか皓々と満月が美しいので、朝という気分は全然しない。
モノレールに乗り込む頃、斜めに射し込んで来る朝日が明るく敗戦翌日の気分を宥めてくれる。
札幌に飛んだ。快晴でずっと太平洋岸を見ることができた。下北の、定規で描いたような直線を過ぎると雲海に遮られて、やがて蝦夷の地へ。
輪厚SAで10時、早い昼飯にカツ重を食べる。なにせ5時半に朝食だったのだ。腹が減って不思議はない。
コーチャンフォーに寄って本を数冊仕入れてからようやく帰宅。11時半。
寝床に飛び込んで昼寝をする。
docomoの機種変更料金が明日から高くなるので、今日中にと6年使ったmova(但し水没で二度機種変済み)を、ようやくFOMAに変える。ついでにメルアドも変えてしまった。ざまみろ、外国からの意味不明メール量産者ども!
その後、散髪を終えると外はもう真っ暗だった。
何となく忙しく過ごしている。書評などを上げているうちに夜中になっちまった。
この二日間でマンシェット『狼が来た、城へ逃げろ』、ウォンボー『ハリウッド警察25時』読了。
狼が来た、城へ逃げろ (1974年) (世界ミステリシリーズ) ハリウッド警察25時 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)
そう言えば「もっとすごい「このミステリーはすごい!」」というもののアンケートを宝島社が開始。『このミス』20年分のベストを選ぶ作業なのだそうだ。ハヤカワ・ミスマガの同類本が出て、こちらの方がアンケート結果が正統なように思える。ミスマガでは、今年のベスト1は村上訳『ロング・グッドバイ』『このミス』は飽きもせずディーヴァーらしい。何だかな。