お留守番

　妻は昨夜から温泉旅行。息子は中学校の部活で手稲の中学校と練習試合ということで、朝6時に起床し、息子の朝食を用意してやる。ウインナーをフライパンで温めて、パン、ヨーグルト、リンゴを用意するくらいだけど、リンゴの皮剥きは久しぶりだ。しかも1/2のリンゴをさらに皮を剥いてカットしてゆくなんて面倒なことはあまりしないのだが、妻不在なので仕方ない。

　息子が出発してから一旦眠りなおしたが一時間と持たずに起きてしまい、結局午前中は以前から観たかった『クラッシュ』を見て過ごす。昨夜は、『嫌われ松子の一生』でちょっと毒気に当てられすぎたので、少ししっとりとした映画を観たくなったのだな。予想に違わず傑作。

　午後には、ゼロックス・スーパーカップを観るが、昨年とは対照的にガンバのワンサイド・ゲームとなる。レッズの選手たちがブルズ・カップでの仕上がりの遅さを懸念していたようだが、その懸念が本当になっている。小野伸二はよく仕上がっているみたいだけれど、他が揃って駄目な印象だ。今日の試合を決めたシーンは、ＦＫのシーン、阿部に蹴らせずポンテがいつものように蹴っていつものように外したところだろう。レッズは阿部を獲得するのにいくら払ったと思っているの？　もう一つの象徴的シーンはネネの素晴らしいクロスに反応し、抜け出たワシントンがＧＫとの1対1のシーンを見事に吹かしちゃったところだ。あれではワシントンとは言えない。

　夕方からは30分ほどの午睡も交えて、ひたすら読書。目覚めたら夕食ができていて、妻も息子も帰っていた。

　ローレンス・ブロック『すべては死にゆく』読了。