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祝祭

crimewave2007-06-05

 ある老人施設の落成式にお呼ばれして、昼食は立食パーティ。札幌グランドホテルのシェフだった人の手作りによるランチで、食材の豊かさを前面に出したものと言う。伊勢海老の刺身というのは記憶にないので、生まれて初めて食べたかもしれない。

 看護師さんがスーツを着て案内してくれたり、理学療法士さんがカメラ撮影係をやったり、介護職の方々が司会をやったりと、本当はぎこちないはずなのに、よほど練習を重ねたのだろう、全員が本職が何であるかを忘れさせるほど、今日の祝祭で与えられた役割をしっかりとこなしているのには驚かされた。

 窓から見ると、山が美しい。窓が高いので、もっと低ければいいのに、と言わずもがなのクレーマー親父が偉そうな態度を取っていたが、施設側にしてみれば安全確保も大切なのだ。その代わりに贅を尽くした岩盤浴、酸素バー(右写真)、筋トレ・マシンに、低周波治療機なのだ。

 帰りにヤマダ電機に立ち寄ってDVDメディアを買ってゆくが、店員がクレジット・カードを返してくれず、こちらも気づかなかった。カード会社からの電話で気づかされ、帰り道、取りに寄った。カードはすぐにかえしてもらったものの、カード会社からは根掘り葉掘り聞かれ、私が私であることをいろいろな方途で証明せねばならなかった。けっこう疲れる。少しだけ店員を恨めしく思い、その後で自分の不覚をもっと激しく呪わねばならなかった。