シュンの日記なページ

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吐き気

 いろいろな事件が次々と起こる。日本代表カズ復帰騒動は、結局ジーコが普通の鹿島代表みたいなチームでおとなしめに固め、相変わらず波乱無しというくだらなさ。肝心かなめの試合で外しまくった達也を、敢えて選べとは今ここでは言わないけれど、本山やナカタコを入れるくらいなら、大黒や今野を入れる気になれないものか。おまえは本当にプロだったんか、ジーコ! とほんとにいつもいつも腹が立つ選手選考。引退したくせに未だに大口叩いている川渕キャプテンは、なんとなくかつて戦闘相手であったナベツネさんにどんどん似てくる感じだし。ほんと、この野郎! だ。
 それはそうと、香田氏断首映像について、仕事場ではすっかり女性らの噂になっていたが、帰宅してさて探してみようかと思ったらその後ほんの一分ほどでこの映像を見ることができてしまった。ネットニュースではこの動画を削除したり見れなくなるように何とか処置をとの叫びがあったみたいだが、何せテロリストのホームページが非常に軽く、アクセスしやすく、滞りなく、すぐにでも断首映像を見せちまうのだ。はっきり言って世界に見せるための映像であり、殺害自体がプロパガンダだから、メッセージ性を強烈に発揮するため、しかもそれがテロリストのやることであるから、これ以上ないほどあまりな映像である。こんな吐き気を催す暴力の世界にテロリストたちは平気で生きているのであり、それがネットで苦もなく映像配布されているという現実はやはり平和の中でしか生きたことのないぼくにはたまらない。
 東直己もコラムページでそのやりきれなさを嘆いており、自分と同様、かくも自分のハートはやわであったかを実感させられているみたいで(断首はいっぱい映像で見ているのだそうだ、すごいな……)、今ちょうど彼の『札幌刑務所4泊5日』を読んでいて、この人のタフネスぶりにぼくは驚いていたところだから、このコラムを読んでほっとしたというか、やはり断首映像への嫌悪感は日本人であれば同じように強烈な吐き気と恐怖を持って見てしまうのだよな、との思い。
 無宗教のわれわれにはわからぬ宗教戦争の暴力地帯に日本文化育ちの若者が軽々と乗り込んでしまい、そのためにまんまとさらし首にされてしまうことの不条理こそが、日本人の多くが常々見まいとしている地球の現実だと思うと、何ともいえぬ無力感に浸される思いがする。
 ちなみに明日はもう清水戦かあ(といきなり話は変わる)。レッズの選手はショッキングな敗戦のあとすぐに試合なんだな、きついよな。
 といろいろなことがありすぎる今日現在なのである。
 うー、それにしても、げろげろっ!