長い帰路

　朝の西新宿の匂いは久しぶりだ。ニヶ月ほどここで過ごし、都心に通ったのは過去のこと。都庁前から大江戸線に乗って大門へは混んでいて全然座れず。羽田ではベルトのバックルが検問に引っかかり、相当意地悪く体を撫で回されてしまう。札幌で引っかかることがないから、東京は警戒レベルが強いのだろう。
　新千歳空港に着くと雨だった。東京の気温２３度、千歳の気温９度。やれやれ。
　恵庭で昼飯を食べた後、恵庭江別線を辿ったのは、高速代を浮かすため。時間はたっぷりとあることだし。
　今日は自分だけ有休を使っているけれども、会社は開けているから、少し寄ってＰＣやら書類関連の急ぎのものを片付けてしまう。
　せっかく時間があり、札幌では雨も上がっているので、雁来公園のショートコースを独りで１ラウンドすることにした。アイアンのショットはまずまず落ち着いてきている。五日前にコースをラウンドしたばかりだからか。でもアプローチでシャンクすることが多くピッチングにいつものように悩む。雨を含んだグリーンでのパターも調子が悪い。スコアは全然良くなく、根底からレッスンプロを受ける必要を痛感する。
　ラウンドを終えるとちょうど暗闇が下り、整骨院に寄ろうと思ったが、今日は午後定休であることを思い出したので、帰宅。午後５時過ぎ。ホテルを出たのが９：３０だったから、とっても長い時間をかけて家に帰ってきたことになる。