シュンの日記なページ

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2013-03-17から1日間の記事一覧

幻の梟

養老牛温泉の宿に到着。養老牛という名をあまり好きじゃない。よりによってアイヌ語をこんな平凡な漢字にあてがうなんて、なんという命名者の罪だろう。「エ・オロ・ウシ」(頭=山鼻がいつも水についているもの)、または「イ・オロ・ウシ」(それをいつも…

地平線

根室から中標津までは運転を妻に代わってもらう。知床の山々や、ときどき顔を出す斜里岳を見つめながら、雪に覆われた牧場や原生林のあいだを縫うように道路はつながってゆく。 絶好の日和なので、開陽台に登る。案の定、最後の階段はすべて雪に覆われており…

汽水の湖

風蓮湖はまだ解けやらぬ氷に覆われていた。シーズン前だからなのか、意気込んで入った道の駅<スワン44ねむろ>のレストランでは、ちょうど14時で閉店らしく、その直前に入った我々に対し、ウエイトレスはご飯ものは終わりだと非情に告げる。両隣のラン…

北太平洋シーサイドライン 

北太平洋シーサイドラインを走る。お気に入りの道だ。国道と違って雪がかなり残るし、鹿が沢山出て危険である。夏は海霧が走行の邪魔をする。 しかし本当に車も人もいないがらがらの道である。この季節は霧もなく、ただただ美しい。雪の白と海の青を対比させ…

釧路の朝

夜明けにホテルの屋上大浴場<幣舞の湯>に入る。 部屋に戻ると、降雪翌日の幣舞橋はきらきらと朝陽を浴びて綺麗だった。カモメの声が懐かしい朝だ。