シュンの日記なページ

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丸亀の想い出

 北本・鴻巣へ、散髪とホワイト餃子仕入れにゆく。
 なかなかに暑い日だ。雨上がりのせいか、とても蒸す。さらに北上して熱波の帝国・熊谷まで足を踏み入れるわけではないのが、ありがたいくらい。
 用を足し終わると、ハワイでは行列を成してなかなか入れない丸亀製麺でお昼を食べた。岡山から小さな船で丸亀に渡ったのは、もう三十年近い昔かな。工事中の瀬戸大橋の橋桁を小さな船上から見上げた。丸亀の港に着くと、おじいちゃんのやってる白タクに間違えて乗ってしまったが、通常料金よりずっと安い白タクなのでほっとした。
 田んぼの中にぽつんとあるうどん屋で、安くて美味しい本場のうどんを食べた。地元の人に連れられてゆく店の方が正しいみたいだった。
 高松空港からプロペラ機で五時間かけて東京に帰ったっけ。太平洋岸沿いの本州の夜景を見つめていた二十代の自分。
 そんな想い出深い丸亀のうどんがこうして食べられる。あの時の、汚い小さな田舎のうどん屋の美味しさに比すべくもないが、暑い日に冷たいぶっかけうどんを関東の地で食べられるのだからやっぱり贅沢と言わねばならないだろうな。