小手指ピット
今日は車で小手指へ。
西友のスタバ前でお客さんと待ち合わせ、近くのファミレスで商談。
小手指というと、ぼくはドライブイン・シアターというイメージが今も強い。昔、ぼくがとても熱心な映画ファンだった頃、『ぴあ』が聖書だった。そして、いつもそのページで手を止めた。小手指ピットの上映スケジュールが刷られたページだ。
一度でいい、小手指ピットで映画を観たいと思いつつも、結局、全く体験しないまま、ドライブイン・シアターの時代はいつの間にか終焉を迎えてしまった。
その小手指ピットがあった場所が、今の西友小手指店だったのだそうである。こんな平凡な姿になってしまうのだったなら、やはり一度でいい、コッポラの『アウトサイダー』のマット・ディロンやダイアン・レインみたいに、アメリカンなシネマの夜を過ごしておけばよかった。ドライブイン・シアターなんて永遠にあると過信していたあの若き頃に。ただ一度でも。