銀座描景
今日は銀座に用事があるので、東京駅で降りて、雨でもあることだし、と、地下ウォーキング。丸の内から国際フォーラムを抜けて、有楽町駅に出る。時折り、ここはどこのパレスだろう、と思われるような広場にぶつかる。
- ジャンル:ホルモン
- 住所: 中央区築地4-9-12
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- (写真提供:blacck)
だいぶ改修は進んでいるもののまだ足場の残る歌舞伎座の前を通り、築地へ。歌舞伎座の先にあった中国人家族のやっていた中華料理屋が見つからなかった。庶民的で美味しい店ったのになあ。
札幌時代に毎月会議のため上京するたびに宿泊していた京王プレッソインの前を通り、その頃、朝といえば足を運んでいた築地市場のホルモン屋台「きつねや」へ直行。ホルモン丼が売りだが、ご飯を白いまま食べたいぼくはいつもここでホルモン煮とライスを別々に注文するのだった。ああ、三年ぶりくらいの懐かしの味わい。
前は、女性二人でやっていたのだが、おばあちゃんの方がいなくなって、おっさんが一人その場所に立っているのが少し気になるのと、寂しいのと。
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一日どれだけの数のラーメンを作っているのだか、おやじの手つきはもはやヤケクソといわんばかりの豪快さで、スープをはねちらかし、チャーシューをひきちぎっては投げ、メンマをスープに沈め、とにかくもらったお盆にスープがこぼれ落ちても、まあ、いいやな、という諦めにも似た境地で、久々、東京のアウトドア・ラーメンを立ち食いにて味わいました。
スープはデリケートでマイルドで、何の臭みもない透明感。あの豪快な手さばきとは似て似つかないものなのが、とっても不思議。
結局、ホルモン煮+ライスとラーメンのセットという豪華なランチになってしまったのだ。
築地場外市場はいつもいつも活気に満ちている。お昼くらいの時間帯では、それでももう市場は閉店間近。6800円の生マグロのブロックを、「お兄さん、もう千円でいいよ、店しまうから」と声をかけられる時間帯である。もちろんぼくは、「お兄さん」ではないけれど、こういう筋交いでは意訳がまかり通る。威勢もよく気っぷも良いのが築地市場の風景なのだ。
市場の奥にある波除神社を参拝する。
江戸時代はここまで海であり、高波被害があったという。
熱心に掌を合わせる人が何人かいた。東日本の津波被害の親族であったりもするかしれない。
合わせてぼくも非力ながら平和と幸せを祈願させて頂く。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2013/03/20
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今や、映画看板そのものが、すごく懐かしい気がする。
鳥居を入ると左右に獅子の顔が祀られている、個性的な景観である。