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『北のカナリアたち』

  今日のウォーキングは、新都心と、大宮ソニックシティ新都心は、CocoonにあるシネコンMOVIXのクラブ会員の申し込みに行ったのだが、見たかった映画『北のカナリアたち』は明日で終了するというのと時間もちょうどよいので、会員価格(¥1,200)で観てしまうことにした。
 なんと言ってもぼくが北海道で最も好きだった場所であるサロベツ、利尻、礼文稚内といった場所でのロケが素晴らしい。夏と冬と全然違う表情を見せる大自然を大きく見せつける。カメラが『劔岳 点の記』の木村大作だと知
って、納得。
 札幌は発寒の幼稚園や、図書館は埼玉県立浦和図書館、と何だかとてもぼくの人生にとって身近なロケ地ばかりだ。
 不倒のヒロイン吉永小百合の演技もやはり極上であり、脚本も湊かなえの原作から何ひねりもしてあり(原作は舞台が北海道ですらない)、原作を遥かに超える感動作で、とにかく映画映画している。やだなあと思いつつも、涙がじわりとにじみでてきてしまうラスト周辺の複数の感動シーンは秀逸。どの登場人物にも深いドラマがあって、それを吉永さゆりが、しっかりと抱き止め、優しい眼差しで見透してくれる。
 素晴らしい!
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