2012-11-28 ベランダの女 妻がベランダに出るのは、あるワケがあるから。 寒くなってきたので、ちゃんと窓を閉めなさいとぼくが注意をする。でも夜でも朝でも、妻は寒さに負けず、ベランダに立つ。ある意味、感心する。 ときどき、雲がすごいよ、とか、夜が明けるよ、とか月が明るいよ、とか空の様子を知らせてくれるので、ぼくは飛び出して行ってカメラのレンズを向ける。 この手の写真が多いのは、そういうわけです。