ミステリアス・フィギュア
我が家に荷物が届くと、ほぼ100パーセントの確率で不在配達となり、さらに在宅時間が読めないことから、本局に直接受け取りに行く以外なく、新都心の郵便局には、自然、頻繁に足を運ぶことになる。
その都度、いつも不思議に思うのだが、入口にあるこの赤い奇妙な物体はなんだろうか。
浅草のアサヒビールの屋上に横たわる金色の物体も、元のアサヒビアホールを懐かしく愛しただけに、とりわけひどいなあ、とつくづく思うのだが、それに引けを取らないくらいに、ここのフィギュアも、何らプラス効果をもたらすことがないように思われる。言わば金の無駄づかいという意味では「許し難き部門」の上位ランクを飾っているのではないだろうか。
ほんとに意味の分からないフィギュアである。どう脳の中で処理してよいのか、わからずじまいでなんだか収まりが悪いばかりである。