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母へのバースデイ・プレゼント

crimewave2011-10-20

 今日、送迎申し上げるお客様が誕生日と聞いていたので、仕事の忙しい中、何とか誕生日プレゼントを用意しなければいけない。
 会社イベントの送迎なので、会社からはお土産が出る。花も渡す。なんだよ、おれの渡すものがないじゃないかよ。と悩みながら、会社のお土産は食べ物だから、そうでないものをと思い、朝から神経を使う。こんなとき女性の相談相手がいればいいんだけど、基本的に外回り営業は孤独だからなあ。
 イオンのフードコートに久々に出かけ、豚丼を食べる。あ、そうだ、と不意に思う。このイオンのテナントで何かを買っていけばいいんじゃないか。
 早速、ハンカチか何かをと思い、店の選択に移るが、平日の昼間の、ほぼ女性しかいないモールを、ワイシャツ姿の中年男が一人で物色する姿というのがなんだか落ち着かない。
 結局、アロマギフトセットというところに落ち着いたのだが、店員に事情を話して相談したのだが、アロマのしくみそのものがわからないので、店員の言っていることがあまりわからなかった。とにかくそれでいいや、包んで、と頼んだところ、少しラッピングの時間をいただきますのでこの番号札を持ってお待ちください、とのこと。
 うわあ、若い女性ばかりがうろうろするどちらかといえばピンク系のカラーで統一されたこの店で、時間を過ごすのかよと、恐怖にとらわれた。
 よく見れば、女性のためのリラクゼーション道具とか、健康グッズなどが売られている専門店なのだった。睡眠グッズ、保温効果のあるパジャマ、血流を促すソックス等々。それに可愛いインテリア、キャンドル、等々。
 もうぼくには母はいないが、でも母のように思っている75歳の一人の女性のために、こうしてプレゼントを選んでいることそのものは、決して悪い気分ではない。なんとなくハートウォーミングな時間を過ごせたことが、嬉しかったりするのである。