2011-06-10 アジアン・ノワールに酔う ジョニー・トー監督の『冷たい雨に撃て、約束の銃弾を』『エレクション』『エレクション 死の報復』と三本立て続けにやっているWOWOW。今日はその一本目を見た。フランス香港の合作映画だが、完璧といっていい傑作である。多くを語らず、間合いと沈黙の重さで勝負しているストレートかつシンプルな映像のタペストリー。カメラワークの勝利といえるかな。この監督のファンになるには遅すぎるだろうか?