シュンの日記なページ

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納骨

 母の四十九日法要である。正式には四十九日というものがどういうものであるのか、よくわからないままに当日を迎えてしまった。
 よくわからないままに寺に行き、日程を決め、仏具屋で位牌を作り、石屋に埋葬をお願いしたのである。
 四十九日は親族だけ集まってやることが多いみたいなので、葬儀には数限りなく出席したことがあるけれど、四十九日にはあまり出たことがない。お骨を墓石に納めるという儀式は、確かに親族でなければ体験しないような気がする。
 いや、たとえ親族であっても、互いに遠く離れた地域から参加することはあまりないようだ。
 というわけでぼくの場合も誰も呼ばなかった。家族だって札幌からこのために駆けつけることはしなかった。ただ前夜に、近所のOさんに出席を頼んだ。当日独りではいろいろとお寺の本堂や、お墓に持ち込むものを到底運び込むことができそうになかったからだ。
 朝、早めに出発し、花屋にて本堂用とお墓用の供花を用意してもらう。お供えは前日中に用意済みだ。
 昼前にOさんに合流し、お寺へ。本堂にて住職にお経をあげてもらう。お供えはそのまま本堂に置いたまま引き上げてきたけれど、ものの本によると後で参加者に分け合うものじゃなかったのかな。お墓では石屋さんが先にお墓を開けて待っており、そこに抱えてきた遺骨を納めてもらう。弟のお骨の隣に母のお骨が並んだ。家を出て行って再婚した父の遺骨は宮城の山の上だからここにはないのだ。
 暑く真夏のように照りつける日差しの中で納骨は終わった。
 いったん家に帰り、少しだけ昼寝をした後、レッズ観戦スタイルに着替えてからOさんを再びピックアップして埼スタに走る。
 ひどい試合内容に落胆した試合だったけれど、最後に途中出場の高崎とマゾーラが気合いの二得点を決めてくれて、なんとか最低限の盛り上がりを見せてくれた。シュートというのはこうして個人技に負うところが大きいのだ。レッズのようなシステム未完成のチームでは。
 夜、窓という窓を開けて、暑さ対策をとってからジンギスカンをやりビールを飲んだ。なんだかとても疲れた。