シュンの日記なページ

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正しくない場所と時間

 ガソリン分配の全国スケールでの戦略が上手く行きつつあるのだろう、今日は、全然並ばずに入れるガソリン・スタンドが見られるようになった。先週から流れていた噂は本当らしい。
 でも、どこにでも買占めババアがいるように、朝からまだ開いてもいないガソリンスドで入荷未定との立て看板を目の前にして、道路で並んでいるおばかな車もいるのである。
 情報をしっかりと入手しない人は、行列さえできていれば美味いと思い込んでいるラーメン屋に自動人形のように整列し、それが他人の評価であれなんであれ、美味い、美味いと、自分の致命的な味オンチを他人にひけらかして、裸の王様と化してゆくのだ。
 自分で情報を集め、自分で判断しなさい。
 夕方早く退社し、車を一旦家に置いて新都心の店に繰り出した。年度末だ。歓送迎会だ。店がとても混んでいて、少し前に大変な地震が起こり、駅向うのスーパーアリーナに2000人を超える避難民なんてどこにもいないみたいに、酒を呑んでいる。企業の文化というのは恐ろしいものだ、とそこに属しながら薄気味の悪さを感じ、どこかあずましくない(北海道弁で居心地が悪い、等の意味がある)のである。
 別の駅にタクシーで移動し(駅前から駅前なのになぜ電車で移動しないのだろう!←激しい上司への怒り)二次会。ここもけっこう人が群れている。なんだか、行列のできるラーメン店に、会社命令とはいえ、無理矢理整列させられているような気持ちになってきた。
 そんなこんなのなぜかいろいろな場所や時間に自分がフィットしない感覚で、この国の文化の愚かな面ばかりを目撃してきたような一日となった気がする。