シュンの日記なページ

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マスク・ピープル

 今日も信号の消えた交差点をいくつも横切って車を走らせる。いつもより走る車の台数は少ない。渋滞があるとすれば、開いているガソリンスタンドを求めて列を成す車が道路を占拠しているところくらいだ。しかし、そういう店も日を追うごとに少なくなり始めている気がする。そうした不安が人々を同じ方向に向わせる。
 ある一角で警察車輌が背後についた。バックミラーで後ろを確認すると、二人の警官がマスクをしていた。
 その後、仕事で車を停め、降り、また乗車して走り出す。
 後ろの車輌の運転手が大きな紙マスクをしている。さらにすれ違う車の運転手も乗客も紙マスクをしている。
 花粉症、原発事故による放射能微粒子、今日の凄まじい風がもたらす土ぼこりで濁った大気。避けたくなるもの、フィルターで漉したくなるものはいっぱいあるだろう。でも皆がマスクをし始めると、それはそれで、精神的な病的さを想像させる。どこか気味が悪くもある。
 今日は一日仕事に集中。何件かのスーパーで買い物をしたが、何か必要なものが、何かかにか足りない。早い時間帯になかなか買い物をすることができない、勤労単身者にはつらい状況が続く。