病院で医療ミステリを読む
ようやくさいたまで通うべき病院を見つけた。結局は最寄駅のほぼ駅前付近にあるメディカルビル内の内科クリニックに決まり。少し会社寄りの医院に先に寄ったのだが、駐車場が狭いため駐めるスペースがなく、さらに家に近い方に向かって、ここに至った次第。
紹介状を持たなかったので、札幌のクリニックでずっと降圧剤を処方してもらっていることなどを伝え処方してもらう。
今どきの内科の先生はたいていパソコンに向かってキーボードを打ち込みながら患者を診ないで診察と称するのだろうか。札幌の老先生は、ぼくの眼を見てちゃんと向かい合って、いろいろな会話をするのが非常に嬉しかったのだが。
きっと関東のほうが外来者数が多くて一人一人を記憶できないのだろう。だからパソコンのカルテに頼るしかないのだろう。採血も血圧測定もされずにこの日は終わった。家で血圧測定をしなさいと血圧手帳を渡された。一ヶ月に一度では病状がわからないそうだ。
そう言えば待合室で、持ってきた本を開いて読んでいたら、それがたまたま海堂尊の医療ミステリーだった。病院ではやっぱり医療ミステリーが合うよなあ、って変なことを考えながら読んでいた。