札幌のクリスマス・イブ
祝日だが仕事だ。今月も先月に続き1日しか休日を取れていない。
クリスマス・イブを一日繰り上げている人がいるのかな。敬語がぎこちないカップルがワインを選んでいたりしるし、若い女性はクリスマス料理コーナーのようなところを物色している。一足早く、クリスマス・イブ用の料理がいっぱい並んでいるのだ。
一応、ぼくは明日のイブのために、ワインを一瓶買って帰った。今日のところは仕事の帰りのスーツ姿だし、特別料理はなし。明日も多分ない。
札幌の家では一応クリスマス・イブらしい料理を妻が作るのだろう。いつもそれなりにクリスマスイブを祝い、クラッカーを鳴らしたり、ケーキを食べたり、ローストチキンにかじりついたりした。そういうことを思うと、少し孤独が増して、辛い気持ちになる。
あと数日で船に乗り、札幌の我が家に辿り着けると思うのだが、仕事の具合が怪しくなり、もしかしたら乗りそびれる可能性もなきにしもあらず。
そう思うと余計に辛いけれど、だからこそ仕事に決着を付けるべく日々を頑張っているわけ。そういう意味では明日あたり、心を沸き立たせるようなクリスマス・プレゼントが欲しいなあ。
そうそう、柚子が二つばかり残っていたので、今日、お風呂に浮かべた。さすがに香りが少ないのだけれど、心なしか温まる気がした。