2010-12-16 ゆず湯、アゲイン もらった柚子を湯船に沢山浮かべて、体を沈める。ゆず湯に入るなんて子供の頃以来のことだと思う。懐かしくって柚子を両手ですくい、香おりを嗅ぐ。本当は冬至まで待つべきなのだろうが、寒いので温まろうと思った。 冬至にゆず湯に入ると風邪を引かないという日本ならではの風習だそうだ。夏至には菖蒲湯、冬至にはゆず湯。そんな文化は銭湯にもあったような気がする。今では、すっかりそういう季節感を忘れてしまいがちになっている。 独りで入るのがもったいないくらいよい香りなのだが。