シュンの日記なページ

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ロビー・ザ・ミスター・レッズ!

 ロビーがゴールを決めた瞬間、思わず涙があふれ出る。もちろん日曜日だというのに仕事に出た後のTV録画だ。独り鍋をつつきながら試合に目を凝らしていたその瞬間のことだ。
 ああ、駄目だ。ポンテはやってくれた。
 最近、実は涙腺がゆるみっぱなしである。独り暮らしでは恥ずかしさも何もないので、余計にそうだ。
 昨夜は定期的に見る映画、その都度、滅茶苦茶に感激してしまう映画である『時代屋の女房』を見たのだった。夏目雅子の優雅、ちあきなおみの繊細な歌に刺激され、お約束の滂沱の涙だった。そして今日は、やはりお約束のロビー・ビッテ・ゴールに泣けてしまった。
 それにしてもインタビューで、ロビー自身があんなに泣いてしまうなんて予想外だった。なんだ、サポとロビーは感情を共有していたんだ。そう思うと、また泣けてしまう。
 ポスト福田ミスターレッズの称号をあげてよかったのは、ケツをまくって去っていった恩知らずの永井雄一郎ではなかっただろう、国籍はどうあれ、魂をレッズに捧げ、日本サッカーに個の力で刺激を与え続けてきたロブソン・ポンテ以外あの称号に相応しい選手はレッズにはいなかったろう、と今だから思える。
 レッズにはかつて福田がいたが、その後のレッズを、トップアスリートという立場から支えてきたのは、他の誰でもない、やっぱりロビーだったのだ。ロビーの率いるレッズであった。そんなことに今さらながら思い当たり、余計に感涙してしまった。彼こそは、永遠にレッズを去るべきではない選手だったかもしれない。
 ロビーのACLだったあの年が忘れられない。メモリーだけは刻まれ続ける。ロブソン・ポンテ! まだ残るこの2010年、記憶をリニューアルさせるゴールをもっともっと決めてくれ!