シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

六辻水辺公園

crimewave2010-10-21

 「六辻」と書いて「むつじ」と読む。最近仕事で南浦和から武蔵浦和界隈をよく歩くのだが、いつも六辻水辺公園という気になる水路に行き当たる。
 いろいろな思わぬ場所で遭遇するので、途轍もなく長い水路なのではないかと思っていたのだが、どうもそれほど長いわけでもなくわずかに2.4km程度の水路をすべて公園として遊歩道化したものらしい。もとは見沼代用水の西縁支線を工事して作ったものだという。
 

 もちろん北海道の自然豊富な水路を見慣れた眼には、こういう人工的な水路は受け入れにくいものではあるけれど、北海道の人のいない河川と比べ、いつも人に愛され、人を集める遊歩道であるあたりは、都市型の住宅地にひっそりと流れる人工的な水辺公園という名でとても貴重なものなのかもしれない、と思えるようになった。
 がちゃがちゃとひしめき合う宅地と、ひっきりなしに走る車やバイクの喧騒の中で、緑の多い細い水路は、やはりどこかオアシスのように思える。
 おじいちゃんやおばあちゃんが夕方に集まるちょっとした広場なども東の端にはあったりして、そこを通る時はちょっと楽しみある。犬の散歩をする女性が多い場所もあり、狭い森のように静まり返った中央の部分は神秘的ですらある。
 このたった2.4kmの水路をきちんと通しで歩いてみたい、というのが最近の思いである。