ラーメンの微妙
ぼくはラーメン事情には疎い。札幌でもそうだったし、東京でもさいたまでもそれは変わらない。人の行くままについて行って、それなりに食べて楽しんでしまい、その辺でラーメンへの求道精神は潰えてしまう。
ちなみに百歩ラーメン本店というのはいつも人が行列を成している。従って、今日はその向かいの秀ラーメンに入ったのだが、とんこつ醤油味の「二代目ラーメン」というのがとても美味しく、おまけに昼は半ライスサービスだというので、昔懐かしいラーメンライスとしようかと頼んだのだが、なんと近頃流行りの「食べるラー油」とやらが小さな壺に入って置いてある。店の人に進められるままに、これをご飯に乗せて食べると、あら、美味しいではないの。
それからラーメンのネーミングだが、「三代目」は味噌で、「四代目」は塩らしい。あんまりラーメンに余計な名前はかぶせないでもらいたい、というのが希望です。なんでこんな名前をつけてメニューをわかりにくくするかな、せっかく美味しいのに、「醤油とんこつね」と頼んだら「二代目ですね」と店員に繰り返されると、とても気持ちがげんなりしてしまうののだ。