シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

雨の日の音楽

 暑さ寒さも彼岸までというのに昨日は35度の猛暑。今日は部屋の温度計は二階で25度を示している。何だよ、この温度差は。外は台風みたいに激しい雨と、時おり響く午前の雷鳴。何だよ、この天気は。
 弟の墓参りを予定していたのだが、これじゃ花も雨に打たれて折れてしまう。仕方なく、土日に持ち越すことにした。
 昼間からギターを練習する。家具を置いた自室と違い、空っぽの部屋に入ると、そこは部屋自体が楽器みたいに空っぽの木の箱になっているせいか、とっても音が響き渡る。他の空っぽの部屋でも同様だった。自室に入ると、ベッドと書棚とPC机が置いてあるから、音は響かず、いろいろなものに吸い取られてゆく。へえっ。
 昔、オーディオに凝りかけた頃、専門誌に書かれていたのだが、適当に取り散らかった部屋の方がよく音が鳴ってくれたりするのだそうだ。響けばいい、ってものではないし、再現するオーディオの考え方と、弾く楽器の響きの考え方ではまるでニーズが違うようにも思う。
 なぜ昼間からギターを弾き始めたかというと、朝のゴミ出しのときに、向かいの家のどこからかピアノの音が聴こえてきたからだ。篠つく雨の中、音楽の響きはやっぱりいい。
 静まり返る高齢者だらけの街だからこそ、元気なうちは音を奏でようではないか、近隣の奏者諸君。