シュンの日記なページ

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変化だらけの夏

 さていよいよこの未明に新潟港へ向けて出発である。夜間割引適用を狙って早めの出発になるかもしれない。
 まだ旅装の準備途中だけれど、少し前に本来の帰省の目的である関連書類がどこにもないので、妻の実家に22時過ぎだというのに連絡したところ、やっぱりそちらに放置されていたとのことで、焦って取りに伺った。
 8月で今の会社を辞め9月より新しい職場で働くことになったので、その関係書類を作成しなければならない上、そのことで家族と話し合ったり、実家の義父母に報告したり、書類のお願いをしたり、おまけに義父母の意向で、近所に購入した建売物件に9月より世話になるため、そちらの転居準備なども絡んでいるという、眼が回りそうな変化だらけの日々。
 もちろん当面は一人暮らしの入居となるので、妻子が札幌からやってきて入居するとしても、息子の進路が確定してからのこと。とりあえず一年半は、新居での独身生活が続く。今のワンルームの解約、引越し準備も進めてゆかねばならないのだ。たいして荷物はないけれど。
 現在の会社にはもう永いこと出ていないので、有休消化の毎日であることが現在の救いである。本もけっこう読める。船旅もゆっくりできる。札幌に何日も滞在できる。ブルーグラス・フェスの練習の時間だって取れる。けっこうハッピーな日々じゃないか。
 今日は、昨夜の夜遊びでダウンしていた家内を叩き起こし、息子と三人で、ヤマダデンキとニトリに出かけた。転居に当たって必要な照明器具と、最低限必要なカーテンを購入したのだ。
 その後、ココスでランチを食べる。三人でファミレスは今回、二日前のガストに続いて二度目。二日前には転職の正式報告をしたのだった。息子の耳にもシビアな現実は耳に入れたかった。
 実家に帰ると、義母が間違えて冷凍してしまった札幌土産のメロンを食べる。しゃりしゃりして不思議な味だ。実の娘である家内だけが義母にストレートに「なんてことしてくれたのよー!」と迫るのだが、ぼくと息子は、妻の剣幕に圧倒され、黙って押し頂いているのだった。
 その後札幌に帰ってゆく妻子を、車で駅まで送り、「じゃあ、明後日の早朝に車で着くからね」と言って別れた。すぐに会えるので今回は辛くなかった。
 部屋に帰って一休みだ。
 ガス、水道、電気と、現住居のライフラインに関する解約の電話をかけてゆく。
 転職サポート関係のネットについても一挙に解約回りを済ませる。
 一社、三日後に面接という連絡があったが、既に内定していることを告げ、お断りを入れた。
 現職でありながらの就職活動は約1ヶ月強であった。年齢が年齢ゆえ書類選考での成績は死屍累々たるものであったが、こちらがあまり選ばなければ金になりそうな営業の仕事はけっこうある。結果的に4-5社の内定を蹴って一社に絞ったけれど、最後はちと体験入社などもし、社員とも馴染んだところをお断りするなど、苦しい選択肢に悩みもした。
 さて体が休まったところで、再度ヤマダデンキに向かう。
 今度は妻の指示により、エアコンを二機購入したのだ。購入と言っても入居後の取り付け予約だけど。エコポイントの申請の仕方が、面倒臭そうである。札幌の家にはエアコンはないから馴れていないのだ。
 夜にはレトルトとは言え、決してバカにできないキーマカレーを食べた。美味い。
 ビールを呑もうかどうしようか悩んだけれど、早めの出発もありと踏んで、やめておいた。
 これが結果的に幸いした。後で、実家に書類を取りに走らねばならなかったのだから。
 すっかり夜も更けた。出発準備はまだこれからだ。
 やれやれ。