シュンの日記なページ

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仙台無情

 宮城にいた父が逝去してから、仙台にゆくロジカルな理由がなくなってしまったので、こうして浦和レッズの試合を観に足を運ぶことができる環境を作ってくれた今季昇格のベガルタに感謝したい。
 昨夜の呑み会のダメージを多少は残しながらも、9:30という遅い出発で仙台に向かう。
 今回は、nigoeさんに先発で席を確保して頂き、それに甘んじた形となったので、nigoeさん夫妻に深謝! 北海道時代、とりわけJ2の苦しいアウェイ環境をともに闘った仲間である夫妻にはある特定の仲間という思いを今もって禁じえません。
 仙台に下りると、すぐに和泉中央駅付近の一角にある利久に向かい、少し遅めの昼食を。危なく昼の部のラストオーダーとなるところだった。店員さんの感じもよく、大変美味しく頂いた仙台本場の牛タンであった。1000円を切っていたのが唯一利久だっただけに、1200円、とろろは別に100円という値上げされた現状は、例のBSEの頃の影響だとしても、ちと残念。
 スタジアムのとある場所に無料で駐車する。2500円というゴール裏のチケット価格にしても、駐車場代2500円という目の玉の飛び出るような高さにしても、ベガルタの経済的窮状を表しているものなのだろうな、と同情的に解釈してあげられるのも、自分が美味しい無料の駐車場を使っている余裕のせいなのだろうと思う。

 

 

 試合はいつものパターンに陥ったか。レッズが試合を支配し、ゴール前で多くの迫力シーンを作りながらもちょっとした不運から追加点が取れないのに、相手はこちらのミスによって簡単に点を奪ってしまうので、負けか引き分けが多いという最近のレッズ・ゲーム事情である。特に今日の直接FKによる失点は、山岸の完全なポカにしか見えず、なぜ壁の仙台選手たちの裏を守ろうとポジショニングしていなかったのか、未だに解せない。その後も、ギシのフィードミスが多いのに比べ、仙台GKのほぼミス無しの狙い済ましたアウトにかけたゴールキックが眩しかった。
 何やってんだよ、ギシ! との思いはわかるが、挨拶にきた選手たちへのペットボトルの投げ込みにはショックだった。一人が投げ込むと、誰かが真似するという、日本人らしい集団心理にコントロールされてしまう若手サポがまだ中心に存在することについては恥じるべきだろう。彼ら中心部における自浄能力に期待するしかあるまい。
 仙台の市内でガソリンを入れようとすると140円の大台に乗っているのでまいった。スタジアムに向う途中130円台前半のスタンドが沢山あったので、非常に後悔する。
 帰宅は真夜中過ぎ。日帰り仙台遠征の日はいつの間にか終っていた。