1Q84 BOOK3
大手書店でも売っていないのであるなあ、本当に。
大体、美しいラストシーンで終るBook2だったのに、どうしてBook3があり得るのかよくわからない。でもBook3は出たのだ。
本屋には肝心のBook3は品切れになっているのに、1Q84コーナーをあつかましくも大きく設けており、そこにBook1とBook2をたっくさん置いてある。
そうか、今回のメディアの露出で刺激されたアホな読者が、いきなりBook3を入手したけれど、わけがわからなくなってBook1から読み直そうとするわけか。
村上春樹の本も、浦和レッズのチケットみたいに、サポーター優先販売枠みたいなものがあれば、ぼくはかなり前列の方に並べるはずなのに。しくしく……。
美味しいラーメン店でも並んでるというだけで二度と行きたくなる、並ぶのが大嫌いな人間には、最近の村上本は物理的につらい。
図書館で予約申し込むと、生きている間に読めそうもない勢いなのかな。