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百日咳ブーム

 百日咳じゃないの? と会社で人に言われる。流行っているらしいぜ。
 夜、会社の近くに水曜日だけ夜間診療をやっている病院があることをネットで知り、即、診察に行った。
 ドクターはこう言った。
 百日咳は過去に(幼少期などに)観戦歴のある人だと、抗体が高かったりするのではっきり言って診断は難しいんです。採血してもよくわからないケースが多いので、症状の長さなどから、早めに百日咳と仮定して抗生物質を投与したりする医師がいるようです。
 でも二週間は長いですね。抗生物質はかかり始めにはいいのですが、ここまで引きずってからではあまり効き目がないのです。でも今はやりの咳対策として、最も効果が見込まれると思われる漢方を処方しましょう。とパソコンに向かい入力を始める。メニューから「ツムラ……」などの文字が選択される。
 ほう、今どきの診療ではPC入力画面まで患者側に向けるんだな。ハイテクだ! などと感心。
 一応漢方も希望しておく。
 薬屋がまたよく説明してくれる人で面白い。
 食後にというのは、時間を調節しやすいのでそう言うだけであって、一日二回の抗生物質は、実は12時間おきに飲む、一日三回の漢方などは8時間おきに飲む、という時間で調整するのが一番いいのです。
 漢方はできれば食前30分で熱い湯に溶いて飲んでもらうほうがいいのです。もともと漢方は煎じ薬として作られたものなのです。
 薬といっても、人によって合う、合わないがあります。漢方をお湯に溶いてみて、どうしても匂いが気になって飲めないという人にはその薬は合わない、効かない、ということが多いのです。かえって体に打撃を与える結果になることもあります。薬が合う場合は、お湯に溶いた時に、あ、少しいい香り、と感じたなら、それは効く薬なのです。
 食後とかが関係ないのであれば、ここでまず飲んでゆきたいと伝え、水をもらい全部飲んでから帰宅することにした。ああ、今日は、とっても勉強になった。