シュンの日記なページ

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真夜中の雪路

 朝飯を食ってまだ眠く、チェックアウトまで、ぎりぎりの二度寝を楽しむ。
 外は寒い。明け方から風吹き荒れる音が鳴り響いていた。強風、黄砂、天気予報通り日本は荒れた一日となりそうだ。
 それでも温泉街の朝は静かだ。酢川から湯煙が立ち上がる。寒さだけが強烈である。

 

 

 車を走らせ天童方面へ北上。NDソフトスタジアムの近所まで来て、サポ仲間の知っている店、茂利多屋で昼食。
 カレーうどんイカ天、チクワ天をトッピングして500円、安いし美味しい。
 その後、スタジアムの公設駐車場から少し離れてはいるが、試合後早々に出発できる秘密の場所に車を停めて、スタジアムに歩いた。昨日のスキーウェアのまま、その上からレッズタオルマフラー、レッズポンチョをかぶって、重装備のまま、荷物は持たず、傘も差さず、歩き出す。
 
 山形サポがキックオフとともにレッズみたいなパフォーマンスを展開。彼らには今日が開幕なのだ。その元気のよさに、何故か少し嬉しくなった。

 
 
 

 しかしレッズは相変わらず不甲斐ない。アウェイだと気が抜けるのか、特に精神的弱さを感じることが多い。今日も、立ち上がりは、またかよと言いたくなるような破棄のなさ。達也が何度が裏を取る動きを見せたけれど、パサーの方が不正確。ポンテも柏木も。
 それにシュートが枠に飛ばず。何とかエジがヘッドで一点を決めたものの、内容は決して予断を許さない。
 調子のよかった達也を後半頭からセルに替えるなど、フィンケの謎の采配は今節も続く。終盤、FKから失点し、啓太に変えて高原を出した采配はよかった。これぞ2トップという恐怖を相手に与えただろうと思う。それでも時間が短かった。こんなに可能性のあるスケールの大きな攻撃ができるなら、もっと早く投入せいよ、というのが今日の締めくくりの感想である。
 何だか煮え切らない勝ち点1だけを土産にスタジアムを後にする。
 高速でずっと仲間の方が運転をしてくれる。山形道では吹雪に変わり、路面が一部凍結。少しの区間四駆走行とする。その後、那須から先がずっと渋滞ということなので、では昔営業で栃木を担当していたぼくが記憶を頼りに裏道を走ろうと言い、渋滞末尾である黒磯ICで降りる。
 そこからは本当に記憶を辿る道。塩原温泉で運転を変わると、鶏頂山に向けて登る。すぐに降雪、積雪となる。夜の雪山走行なんて久しぶりだ。ヘアピンの連続する峠を越えて鬼怒川温泉に下る。そこから今市を経て、小来川経由鹿沼に向かい、途中からまた山道へ折れて、佐野へ。館林の茂林寺を経由して羽生へ向い、そのままR122南下し、無事さいたまへ帰還したのは、21:30。すっかり予定外の超ロングドライブとなってしまったが、何故かいろいろ懐かしい走路を走り抜いて充実していた。
 空腹を満たすために、近所の焼き鳥屋で数本つまんで、さらに家に帰ってパスタを少しだけ茹でて真夜中の夕食とする。バテバテである。