映画クイズ……マニアック・バージョン
明かりをつけたまま空がすっかり白んで朝の9時で、ベッドに上下反対になって寝ている自分に気づき、あれ、会社は? と意識した途端、今日が土曜日であること、そして同時に頭ががんがんに痛い、まだ酔っているということに気づく。トイレにだけ行ってカーテンを閉めてさらに眠る。
ちゃんと起きたのが11時頃だ。まだ少々酒が残っている。もう酒はやめようかな、と一瞬思う。人に誘われた時はいいけれど、一人の夜はできるだけ飲まないという選択肢もありかな、と。家族を持つまでの一人暮らしの時代、別に毎日晩酌をやっていたわけじゃなかった。ちょっと呑みに行こうかな、と行きつけの居酒屋で時間を潰し、孤独を癒すくらいのものだった。
なぜか家族を持つと、家内と二人で晩酌というのが日課になった。
午後は、HSBC女子チャンピオンズで宮里藍がジュリ・インクスターとの2打差を、16番ホールのイーグルで一気に追いついてトップ・タイに並ぶというミラクル・シーンを見て驚愕。久々にゴルフ練習をやりたくなってたまらなくなる。ジュリ・インクスターがプロデビューして二年目に宮里藍は生まれたのだそうだ。明日は、面白い組になりそうだ。
他にハーパーズアイランドを3話分見て、その間、夕方の一時間ほどを予約している歯医者に行った。自転車で出かけたが帰りには雨になった。抜歯したスペースはブリッジで埋まった。
歯医者から帰ると一旦買い物に出かけて、材料を買い揃え、週末の間ぼくを酒から遠ざけてくれるカレーを作り始めた。今回は骨付きチキン。以前、煮込んでぐしゃぐしゃに融けてしまったので、煮込みの途中段階で鍋から上げておく。カレーを煮込んでいるときの部屋いっぱいに広がる野菜の甘ったるい匂いが何とも好きだ。
夜は酒を抜いて、ご飯を早めに食べた。ゆっくり本を読んだりテレビを見たりする。健康的だぜ!
ちなみにハーパーズアイランドはふざけた邦題を毎回つけているので、ちと紹介しておきます。
- ハーパーズ島への船出(栄光への脱出)
- 獲物を高く吊るせ!(奴らを高く吊るせ!)
- タトゥー・ガールの眼は赤い(???怪奇大作戦の『ジャガーの眼は赤い』ではないよね)
- 水の中のワイフ(水の中のナイフ)
- 頭上の凶器(頭上の敵機)
- 偉大なるウェリントン家の人々(偉大なるアンバースン家の人々)
- 私をキャンプに連れてって(私をスキーに連れてって)
- 彼らはフェリーに間に合わなかった(彼らはフェリーに間に合った)
- 明るくなるまで待って(暗くなるまで待って)
- 裁かるるミルズ(裁かるるジャンヌ)
- 地下道はでたけれど(大学はでたけれど)
- 崖の上のトリッシュ(崖の上のポニョ)
- 悲しみは海の彼方に(悲しみは空の彼方に)
古い映画も邦画も何だかマニアックで……ドラマがシリアスなのに、WOWOW遊び過ぎでないかい?