シュンの日記なページ

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さいたまの雪の夜

 12月の札幌の雪がこんなだったような。べたべたのボタン雪で、体に触れるとべしゃっとくっついて濡れる。
 傘を忘れたので会社の近くのコンビニに駆け込んだら、傘は売り切れたそうな。オフィス24に駆け込んで314円の傘を買う。雪が降ると傘を買わなきゃいけないなんて、札幌ではなかなかあり得ないことだけれど。
 夜、何度か札幌化したさいたま市を見ようとベランダの窓を開けてチェックするけれど、一旦は白くなった近所の屋根の雪も、真夜中になって次第に解けていっているみたいに見える。
 今日は雪に備えて、自転車を置いてバスで行ったので(なのに傘を忘れてる)、帰りも何だか歩くのがいやで、何も買わずに家に帰る。食材がないぜ。とこういうときのホワイト餃子を冷凍庫から取り出す。それからこういうときのジャガチー、と北海道産の新ジャガをレンジに放り込む。トマトソースがないので、カルボナーラのレトルトを開けてジャガチーのソースとする。ケチャップを若干足した。全然問題ない味であった。
 そう言えば単身赴任でさいたまに赴任したのが2月1日だったから今日はちょうど一周年だ。長いようで長い、よ。早く帰りたいよ。でも仕事が北海道にあるか、と考えると疑問である。ふう、とため息。
 窓ガラスは水滴でびしょびしょになっている。さいたまの冬の夜はこんなだったっけ。忘れていて、思い出せない。ぼくの体に沁みついた雪降る夜は札幌のものばかりだから。