シュンの日記なページ

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チーズ寄りの豆腐

 週に二日も日本酒酒場で飲んでしまっている。しかも今週は寝不足が祟ってつらいのだ。
 チーズ豆腐というメニューはチーズなの? 豆腐なの? とアルバイト学生のMちゃんに聴く。「チーズ寄りの豆腐」との答えに店主もぼくもずっこける。よくわかんね。試しに食べてみる。店主の説明によると、チーズを解体して粉にして豆乳で固めたものらしい。そうかわざわざチーズを解体したのか。見た目は豆腐、味はチーズ。チーズ寄りの豆腐かな、やっぱし。
 富良野のくまげらのチーズ豆腐は有名だ。豆腐のような味をしたチーズなのだが、チーズと言われなければわからないくらい、豆腐に限りなく近い。ぼくは何年もチーズの香りをつけた豆腐だと信じていたくらいだ。
 くまげらでは大和煮と言って注文して食べていたものがずっと鯨だと思っていたのに、実は鹿だったという経験もある。そういうどんでん返しが好きな店もあるのだ。ああ、くまげらにずっと行っていないな。富良野中のどの店にも行っていない。行きたい、としみじみ思いながらさいたま市の酒場のカウンターで猪口を傾ける。あ、途中から猪口ではなく、ガラスコップに変えられていたのだった。どちらかというと、一口の量を気にせずぐいっと傾けられるコップ酒の方が日本酒は美味しいので。