シュンの日記なページ

当別町スウェーデンヒルズ移住者 ブックレビュー 悪性リンパ腫闘病中 当別オジサンバンドOJB&DUOユニットRIOのVocal&Guitarist ツアーコンダクター 写真 スキー 山 田舎暮らし 薪ストーブ

ブラック・クリスマス

 クリスマスイブを見込んでかどうか知らないが、デリヘルのチラシがポストに入っていた。クリスマスイブにデリヘルを頼む人もいるのだろうか。そう言えば、電車の中は密着してどちらかといえば肉体的な欲望をむき出しにする男と、それに食われそうになっている女のカップルが多かった。おばかな行事だな。
 札幌時代に部下から、クリスマスプレゼントを彼女に買いたいんですがどんなのがいいんですか? と聴かれ、女にプレゼントなんかするもんじゃないよ、と答えたら、かっこいーー、と賞賛されたことがあったっけ。何が不思議なんだろうか。女性は、プレゼントをあげる相手ではなく、プレゼントをくれる存在ではないのか。それも手作りのものを。男は金なんて持っていない存在なので、女性に世話にならなきゃ生きてゆけないのだ、少なくともあの時代、ぼくの哲学ではそんな青春だったと思う。
 昨年は息子に万年筆を、妻にボールペン・シャープペンをプレゼントしたのだった。万年筆を捜すのに札幌中を駆け回った記憶が残る。今年は、だれにもだれからもクリスマスのクの字すら出ないまま、夜が終ろうとしている。
 なので、フランスの赤ワインを一本奮発して、ロースト・チキンとマルガリータのピザを買って帰る。ジャガチーも作ってしまったので、ピザは余った。明日の朝食に食べようと思う。それにしても14年ぶりのブラック・クリスマス(っていうのか?)になるのだなあ。