気分は漂白

　Ｊの試合はまだ一節残しているけれど、鹿島の胴上げ阻止くらいしか楽しみがなくなり、自立的な意味でのレッズは今年はとうとうなかった。最後まで頼りなく、とことん情けなく、守備が弱く、得点力もなかった。悲しいレッズは今年も続いた。
　今日は京都戦のＴＶ観戦くらいしかなかったから、本当にひどい一日になった。レッズが、今年おかしくなったのはサッカーを知らない社長を迎え入れたことからだろう。悠長な育成プランでごまかされても、サポーターはすべての試合に勝ちを望むのだから、プロが言うべきでないのが中期計画。戦い、勝ちながら世代交代をするのがプロである。民間企業の世界だってそうである。何を余裕こいてやがる、レッズフロントに、甘く優しいサポたちよ。終始そんな思いに暮れた一年だった。
　最終節を残し、スカパーのＪリーグセットを解約した。ふん、ざまー見ろ。
　他にやったことは掃除・洗濯・料理にブリーチ。そう漂白剤を使って洗面台やワイシャツや浴槽や俎板やキッチンシンクを何もかも漂白してしまった。気分は、漂白するしかなかったのである。うん。