シュンの日記なページ

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隠れ家にて、夜の終わりに

 朝方、寝不足で、日本酒の効き目もあってか、少しだけ呑んだ翌日という、どこか万全とはいえない体調で出勤となる。
 お昼は、最近発掘したおばちゃんたちのやっているコの字型カウンターだけの定食屋で、モツ煮定食550円。渋いです。でも世の中のおじさんたちは、フライが好きだねえ。みんな、何らかのフライ定食ばかり注文してやんの。
 朝酒が残っていたといいつつ、夜になると、二日連ちゃんで居酒屋通いとなる。今度は最寄り駅まで帰ってからの、いつもの隠れ家「漁」の暖簾をくぐるのだ。
 こちらは本当の意味で隠れ家である。数ある日本酒と料理の数々をいろいろ楽しむ。今日は北海ダコが美味い。一年中牡蠣を置いているというところもお気に入りだ。遅く入ったせいか、最後の客になっちゃった。
 バイトのMちゃんが帰った後は、25歳イケメンの大将は、独りで後片づけするのがいやなので、客にお茶を出して、会計をせずわざと待たせる。その間、せっかくだから、俎板の洗い方などを見て、最後には布巾などと一緒に漂白剤に浸け込んでしまうのを確認する。
 明日は、漂白剤を買出しに行こうと堅く誓い、寒さが一層厳しくなってきたさいたまの夜に飛び出してゆくぼくであった。