シュンの日記なページ

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生還者と

 死の病から生還した山の後輩を囲んで、新橋のタオにて宴会。いつものメンツに加え、懐かしい顔も。ある同期からは家に遊びに来いと声をかけられ、ある後輩からはゴルフをやろうと声をかけられ。生還者を囲みつつも、皆で集まるという方に重心があるのかな。生き延びるということはそういうステイタスを獲得することだ。生還したことが特別のことではなく、生還したからこそ笑って馬鹿を言える普通さ、そしてその重要さを知ること。そんな生への改めた態度が滲み出ていた。生を懸命に楽しむのだそうだ。ならばふたたび山にでも行こうか、と誘いたくなる。自分に気合を入れる意味でも。
 もうクローズだという頃に、パリからやって来ている後輩が15分だけ顔を出す。少しだけ顔を見たかったという。生還者はいっぱいの仲間たちを呼び集める。よかったよ、生きててくれて。