ロンサム・ハイウェイ

　秋田北ICから北上ジャンクションへ、さらに東北道を南下して埼玉まで戻るドライブだ。
　埼スタの大宮ホームゲームの浦和戦の日である。並び組からメールがあり、今、秋田にいるがこれから埼スタに向うとメールで回答する。8:30くらいのことだ。
　さて孤独な走行がひたすら長く果てしなく続く。途中眠たくなって、PAに入り、うたた寝をする。全行程600kmくらいだろうか。加須ICで一旦降り、ETC料金が1000円であることを確認する。とてもお得感があるな。これだけ走るとさすがに……。
　加須から久喜に移動する途中でセルフの安いスタンドでガソリンを満タンにする。秋田で満タンにしてきたものの、高速の途中で燃料切れが危ぶまれ、10リットルだけ補給した。でも高速のガソリン代は馬鹿高い。だから一旦降りての補給だ。
　久喜からまた東北道に乗り、岩槻ICで降りる。予約していた埼スタ付近の農家の駐車場に車を入れ、そこから15分くらい延々歩いてようやく埼スタのゴール裏にいる仲間と合流したのはキックオフの少し前、選手紹介が始まるところだ。
　内容はまたもゴールポストを叩き合うような切れの悪い試合で、疲れがさらに増した感じで、重たい体を引きずるようにして家に帰った。
　途中買出しをして夜にスキヤキをやったけれど、食欲がわかず、残してしまった。ビールもほとんど呑めなかった。やはり体調不良か。それとも疲労か。咳はおさまったので、もう回復するばかりだと思うのだけれど。
　今読んでいる本は真保裕一の『アマルフィ』なんだけれども、もともとフジテレビ50周年の映画との共同企画というだけあって、なかなかいい感じである。アマルフィとはイタリア南部にある、写真の如く、美しい港町。7月公開のオール・イタリア・ロケらしい。公式サイトはこちら。