雨が空から降れば
今日は雨なのだそうだ。残念。
朝ごはんを息子と一緒に食べてから、行きつけの医院へ。老先生はまだ戻っていなく、代診の先生は思いがけず美人の女性だった。しかも老先生に負けず劣らず丁寧で誠実で、有難い。この美人先生がホームドクターになってくれるなら、老先生が戻ってこなくても別にいいかな、などと不謹慎なことを考える。
家に戻ると、妻は仕事にでかけ、息子も部活に出かける。ぼくは息子のパソコンにネットで悪さができないよう高校生レベルのフィルターをインストールする作業をする。最新のエプソンのプリンターを買ったらしく、少し羨ましくなる。
その後、廣済堂札幌カントリー倶楽部へ。北海道のゴルフサークルの定例会である。あいにくの、雨。合羽を着て、コースに出る。アウトはよかったのでこれは自己記録が出るかもと期待したのだが、インですっかり疲れが出てしまい、大崩れした。もともと風邪気味で体調が不全だったことも影響したのだろうか。
ラウンドが終ると即刻、厚真のフェリー埠頭にひた走る。ぎりぎりの時刻に乗船。苫小牧東から秋田・新潟という航路なのだが、利用客が少ないので驚く。老人たちの団体ツアーが二組ほど入っているらしいが、通常の車やバイクの航送客は少ないみたいだ。皆、一等客室にあたりに入り込んでしまったらしく、ロビーや通路にほとんど人がいない。
レストランでたんまり食事を取り、ビールを呑み、風呂に入って、その後、船窓に向うソファに座って本を読んだ。窓を相変わらず雨が叩きつけていた。